一般社団法人健康評価施設査定機構認定　健診施設検索

一般財団法人広島県集団検診協会は、昭和23年12月に前身である広島労働基準検診所として発足し、昭和34年8月には広島県知事の許可により、（財）広島県集団検診協会を設立し現在に至ります。

健診を実施する上で地域の特色が２つあります。先ずは自動車メーカーの本社があるので、関連した製造業が多く、巡回健診の需要が盛んです。２つ目は支店経済の町として周知されているように、民間企業の支店数が多く、それに伴い各健康保険組合との契約件数も多いことです。また、希望の検診項目も多岐に亘るので施設健診で対応している処です。

施設の特長は、女性受診者へのがん検診を専用スペースで実施しており、女性スタッフによる女性専用の健診日レディースデーを月に２回設定しています。これらは、女性の受診者様に大変好評で健診受診率の向上に寄与しているものと信じています。

これからも、奉仕の精神を礎に誰からも愛される健診機関を目指します。

福山市医師会健診センターは広島県福山市の中心部に位置する福山市医師会館の南側にあり、平成２年に福山市医師会立の総合健診センターとして“市民の健康を守る福山市医師会”をスローガンに、この場所で健診事業を開始しました。

この地域の住民には特健康診査や各種がん検診を実施し、職域健診では施設内での人間ドック（総合健診）・定期健診・検診車７台による巡回健診などを実施して、地域住民や地域労働者の健康管理を行っています。

現在の建物は、２０１８年４月に医師会館の南側に健診センターとしてオープンしました。施設の特徴として、広島県下初の“男女完全別エリア”による健診フロアーになっており、異性の視線を気にすることなく安心してリラックスした状態で受診していただける工夫を施しています。又、女性エリアには授乳室や託児スペースを設けるなど、女性受診者に配慮した設備を準備し、小さなお子様を連れての受診にも対応できます。

また、健診データ収集システムと受診者誘導システムを導入し、タブレット端末による問診や検査データを取り込めるほか、男性、女性と別々のフロアーでも誘導がスムーズに行えるように、モニタに番号を表示して受診者様をご案内できるようにしています。健診内容においても各領域の専門医師による検査、読影、判読、各領域の専門認定資格を取得した臨床検査技師、診療放射線技師により検査を行うなど、精度の高い健診を提供しています。健診結果に基づく保健師による適切な指導・アドバイスを行うなど、受診者の皆さま、医師、関係スタッフが一緒になって健康増進につながる健診を提供できる施設となります。

又、隣接する医師会館２階には近隣の病医院からの検体検査、病理検査や細菌検査等を行う検査センターも併設していることから、総合健診での検体検査結果を迅速に把握できることで有効性や効率性が充分発揮できる環境となっており、これからの総合健診の様々な最新検査ニーズに対応可能な健診センターといえます。

将来は健診施設と主治医を地域中核病院、及び専門医療機関などとの地域連携を図り、広島県内の協力医療機関ともネットワークで結び、健診データを活用した新たな広域医療圏モデルを構想しています。

福山検診所は、昭和53年4月に広島県福山市草戸町に施設を開設し、各市町村の住民検診における胸部・胃部・婦人科の巡回検診及び学校の生徒の集団検診を中心に検診業務をスタートしました。その後、平成8年に政府管掌健康保険生活習慣病予防健診（協会けんぽ）の認定を受け、短期人間ドック等施設検診業務にも力を注ぎ、平成13年9月に「医療法人社団仁恵会　福山検診所」を設立し、今日に至っています。そして、施設の老朽化と施設検診における受診者の増加等により手狭となったため、平成24年4月に現在の南本庄に新築移転しました。

当所の特長は、総受診者の7割を検診バスによる巡回検診を行っていることです。

現在、胃部胸部デジタルレントゲンバス・胃部デジタルレントゲンバス・胸部リフト付きデジタルレントゲンバス・心電図バス・婦人科バス等を保有し広島県東部を中心に巡回検診を行っています。少人数の事業所からの巡回検診の希望も多く、臨機応変に対応しています。

新築した現在の施設は、１階が診療所、２階は事務所となっています。診療所はホテルのロビーを基調として設計し、受診者様に不快感を与えないよう動線及び色合いも配慮した造りにしました。新築移転後、施設の受診者数は目標通り伸びており、旧診療所を知っている多くの受診者の方から利便性が良くなったと大変喜ばれています。

令和3年現在、施設検診は、当面の目標であった年間1万人の受診者数を超えましたが、さらに職員が一丸となり地域の皆様方から支持される健診機関を目指していきます。